斎藤一の秘密
---次の日



「おいっ起きろっ」





「うーん……」





「佐藤起きろっ」





「後五分……。」





「どうしたものか…」





「椿姫っ!!」





「っ!?」





「起きろ」





「え?ここどこ?」





「新選組だ。」





「………あぁ、そうか私飛ばされたんだった」





「……お前、佐藤か?」





「はい?私は私はですけど……」





「戻ったんだな……」





「あー!!忘れてたっそうだっ…椿なんか変なこと言ってませんでした!?」





「あぁ……だ、大丈夫だ」





よかったぁ……斎藤さんちょっと引いてたけどまぁいいや。




一応椿の声は聞こえているんだけど、昨日は早く寝ちゃったから……。最後まで椿と斎藤さんの会話を聞いていない。




どうやら椿たちもすぐに寝たみたいだけど……。まぁとにかくよかった…。





「斎藤さん……昨日はすみませんでした」





「いや、大丈夫だ。すぐに戻ってよかったな」




「はい……思った以上に早く戻れました。」

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