斎藤一の秘密
「あの…私…皆様に迷惑をかけてしまいました…。合わせる顔がありません…!!」





「大丈夫だ。副長が許してくださったのだ、皆も迷惑だなんて思っていないだろう」





「……でも!!」





「大丈夫だ。入って見ればわかる。さぁ、ついだぞ。」





……斎藤さんは大丈夫と言ってくれるけど、やっぱり不安だ。





自然と体が震え出していた。





ポンポン





「……?」





「大丈夫だ。俺を信じろ」





斎藤さんは私の頭を撫でていった。





何故か私はそれで安心したのだ。
体全体の力が抜け気が楽になった。






< 47 / 81 >

この作品をシェア

pagetop