斎藤一の秘密
「大丈夫ですよ、斎藤さん。斎藤さんは私みたくなりませんから。てかさせませんから」(ニコッ



「...あぁ、ありがとう」



そうこうしているうちに屯所についた。



「あれ?土方さんが門前にいますよ。」



「...副長どうなさいました?」



「斎藤、佐藤、俺の部屋に来い。」



「「御意」」



この表情をしている時は仕事の顔だ。
最近ようやく仕事の時との区別がつくようになってきた。


...土方さんも大変だな。



「「失礼いたします。」」



部屋の中には山南(やまなみ)さんと近藤さんがいた。
山南敬介さん
みんな愛称で【さんなんさん】って呼んでる




ちなみに山南さんは最初いなかったのであとから紹介された。
最初はこの人も疑っていたが、最近疑いの目が柔らかくなった......気がする。



「皆さんお集まりで...どうされました?」



「実は...」



山南さんが口をつぐんだ。



それを土方さんが焦れたっくなり話し始めた。



「実はな、今回の任務、佐藤を最前線に置くことにしたんだ。」



「っ!?何故ですか!?」
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