斎藤一の秘密
「なぜ斎藤が驚く?お前が認めた女だ。問題は無いはずだろう?(ニヤ」



「はい。大丈夫ですよ、斎藤さん。心配してくださってありがとうございます。」



土方さんは多分この任務で私の実力をはかろうとしているんだ。



これからこの組みの役に立つかどうか。



...なんで斎藤さんが悲しそうな顔をしているのかは分からないけど、やってやろうじゃない!
この組みの役に立ってみせる!



私は決めたのだ。
この組みの為ならばなんですもすると...



「以上だ。今夜にも出陣する。準備しとけよ」



「「御意」」



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「斎藤さん?どうしたんですか?」




斎藤さんは土方さんの部屋に行ってから一切しゃべらない。



いつもしゃべらない人だが、今は様子がおかしかった。



何か考え事をしているようで、話しかけても私の声は届いていないみたいだった。

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