斎藤一の秘密
落ち着け...落ち着け...
今は仕事に集中するんだっ!




「よしっ」



「大丈夫ですか...?」



「あぁ...もう大丈夫だ。すまなかったな」



「いえ...」



集中、集中...



夜--------------------

「よし、準備はできたか?」



「はい。」



いよいよ出陣する刻だ。
俺達は隊士たちがまつ門前に急いだ。



「遅くなってすまないな。」



「いえ!大丈夫です!」



「本当にすみませんっ!」



「はは、大丈夫ですよ。椿姫さん、まだ余裕はありますから」



「そうですか...ありがとうございます!」


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