これ、俺の。最強★不良彼氏に愛されて
終わりました、あたしの恋
あの、空恐ろしい朝の登校から数時間後。
昼休みのため、あたしとアクマは屋上に来ていた。
「ど、どうぞ」
覚悟を決めて例の弁当を渡す。
「おう」と言って、アクマは弁当を受け取った。
さぁ食え、食うんだ。
あたしの恨みの塊をっ……
まるでホラー映画だ。
例のおかずが口に運ばれていくのをしっかりと見届ける。
一口……食べたアクマ。
顔が強張る。
さぁ、どう来る?
殴るなら殴れ、警察に訴えてやるぅ。
「……~っ……」