これ、俺の。最強★不良彼氏に愛されて
そして、すっと体を放すと……
「……凪桜の事……大切なんだ」
目と目をしっかりと合わせて、ゆっくりと話し出す。
「襲いかかった後でこんな話……信じらんねーかもしれねぇ……」
やめてよ――……
「でも信じて欲しい」
やめてってば――……
「……俺が凪桜の初めての男って事……マジで嬉しんだ」
そんな優しい顔して笑わないで……
「凪桜の大事なもん……俺が貰うんだ。
最高だよ。だから……」
そんな瞳で見られたら――……
「凪桜が良いって言うまで……俺、待つよ。
大切にしてぇから……」
「…………はい」
……断れないじゃん。