これ、俺の。最強★不良彼氏に愛されて
いっそ、昨日の出来事など夢であって欲しいよ……
急に風邪引いたとか嘘ついちゃう?
ん~、でもあたし嘘つくの下手だし……バレた時が怖いし……
と、考えを巡らせ行動を起こさないまま無駄に時間だけは過ぎていく。
「凪桜ぁー?開けるわよー!……って、あら。あなたまだ部屋着なの?」
物思いにふけっていると、母が部屋に入って来た。
「ん~、まぁ……」
「今日出掛けるんでしょ?準備しなくていいの?」
「え゛」