これ、俺の。最強★不良彼氏に愛されて
真剣に話すその声色に、自然と聞き入ってしまう。
『凪桜のペースに合わせるって言ったのに……いきなりのプレゼントに驚いたんだろ?
びっくりさせて悪りぃ。
前にも言ったけど、遠慮なんかすんなよ。
それは本当に軽い気持ちで受け取ってくれて良いから』
「いや、出来ないよ」
『気に入らないなら、捨ててもらっても構わねぇ』
「え!?」
『でも……もし気に入ってくれてるなら……
次に逢う時にでも、着てもらえると嬉しい。
それだけだ。じゃあな』