これ、俺の。最強★不良彼氏に愛されて
「阿久津くんも、おはよ♪」
「あぁ……。
じゃ凪桜、また昼休みにな」
「え?あ、うん」
環菜に軽く挨拶をしたアクマは、自分の席へと向かっていく。
「凪桜ぁー、この前のデートどうだったー?ダメだったの?
何か、よそよそしい。今日手繋いでないし」
環菜がコソコソと話しかけてくる。
「そ、そうかな……」
「やだぁ優真♪これ限定ものじゃない!?カッコいー♪」
いきなりのキンキン声に驚いて振り返ると、アクマの回りに先程のギャル達が群がっていた。