これ、俺の。最強★不良彼氏に愛されて
覚悟を決めたとは言え、何を言われるのか恐ろしくてアクマと目が合わせられなかった。
「…………」
「…………」
しばらく、お互い黙っていると……
「……!!わゎっ」
いきなり、グイと体を引かれる。
気がつくと、あたしはアクマの腕の中にいた。
えぇえっ。
久々のハグに体が硬直する。
少し汗ばんだアクマの肌。
その体は、びっくりするぐらい熱かった。
あたしを探して、あちこち走り回ってたの?