これ、俺の。最強★不良彼氏に愛されて
暫く黙って出したアクマの答えは、以外にも否定的なものだった。
簡単に別れてもらえると思っていたから驚いたけど、あたしはアクマの腕の中でなおも続ける。
「別れて下さい」
「いや、駄目だ」
「別れたい」
「駄目だ。許さねぇ」
「別れて」
「……許さねぇって言ってんだろ」
「別れろよ、コラ」
「誰に向かって口聞いてんだ、コラ」
「……スミマセン」
腕の中で萎縮するあたし。ちょっと調子に乗りすぎた。