これ、俺の。最強★不良彼氏に愛されて
そんな山本さんを気にもかけず、アクマはスタスタと先に歩いていってしまう。
慌てて後を追う山本さんは、何を思ったのか一旦ここまで引き返してきた。
そして、あたしの前でこう言い放った。
「あたしらぁ……実は……
付き合ってんだよね~」
「……え……!?」
一瞬、何を言われたのか理解できなっかった。
付き合ってるって言ったの?
衝撃的な一言に、膝から力が抜けて座り込んでしまいそうになった。