これ、俺の。最強★不良彼氏に愛されて
ここにいる全ての男に見られてしまったではないか‼
大慌てでその場にしゃがみ込んだあたしは、ボタンを留めなおそうと試みた。
しかしガムテープで固定された手はいう事を聞かない。
「なんだオメェ!処女みてぇな反応しやがって!」
そう言ってゲラゲラ笑いだす海藤に、あたしはとうとう泣き出してしまった。
もう耐えられなかった…
「……ぅ……うえ……ぐすっ」
「凪桜……」
そんなあたしに、優しく語りかける男が一人。