これ、俺の。最強★不良彼氏に愛されて
 
愛おしそうに、あたしの頬に触れる。



「凪桜……綺麗になった……」


「……っ!?」



あの笑顔で見つめられる。

顔が近すぎて、視線を逸らそうにも逸らせない。



「名前聞かされるまで気づかなかった……

本当に綺麗になってて……凄く変わったと思った。

でも中身は変わってない。昔のまま、優しい凪桜のままだった」


アクマの指が、あたしの唇にそっと触れる。

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