これ、俺の。最強★不良彼氏に愛されて
 
「やっぱり、俺はお前を諦めきれねぇ……お前以外、考えられないんだ。

凪桜がなんと言おうと……

絶対にお前だけは離さねぇ」





この時、あたし達二人の間に流れている空気は『恋人同士』そのものだった。



アクマからの熱い視線――……

高校生とは思えないその男の色気に、あたしは何も考えられなくなる。




「……凪桜」


熱っぽく呼ばれるその声も、とても心地の良いもので。

まるで必然だった。

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