これ、俺の。最強★不良彼氏に愛されて
あたしは顔を真っ赤にしながら叫び倒す。
「やだ‼ほんとにヤダ‼
あたしったら何してんのよ!?流されてんじゃないわよ‼
流されてんじゃないわよぉーーーー‼‼」
ショッピングモールの中心で後悔を叫ぶ。
あたし達は更に注目を浴びる事となってしまった。
「……俺ってそんなに嫌われてんだな」
「は?」
アクマの呟きが聞こえ、興奮冷めやらぬ様子で振り返る。
そこには、今までにないほど傷ついた顔をしたアクマが立っていた。