これ、俺の。最強★不良彼氏に愛されて
 
こんなにも真剣に想ってくれていたのに、それを『怖いから』と言う理由で何とも不誠実に対応してしまった。



『お前となんか付き合ってねーよ‼』と、アクマにからかわれるのを恐れていたけど。

結局はあたしがアクマにそれをしてしまったんだ。


どれだけ悪い事をしたか、よく理解しているつもりだった。




「それでも、阿久津くんは今日あたしを助けに来てくれた……あんなひどい事したのに、それでも体を張って助けてくれたでしょ?

本当に本当に嬉しかったの!っていうか感動した!昔とは全然違うこの人、成長してるって‼」


「成長ってなんだよ……」


少し不満げなアクマ。

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