これ、俺の。最強★不良彼氏に愛されて
 
しかし、あたしは構わず続けた。


「何度か思ってたの!今の阿久津くんとだったら、友達にはなれそうだって‼

付き合う事はできないけど、友達としてなら全然ありだし!仲良くできると思うんだ♪」


力説するあたしに、アクマはなんとも言えない複雑な顔をしていた。




「……やっぱり、駄目かな」


「……まぁな、かなり酷な条件だよ。手に入りそうで入らない……まるで蛇の生殺しだ」


「そ、そっか……」


とても良い案だと思ったのに……と落ち込むあたしに、アクマはこう言い放った。

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