これ、俺の。最強★不良彼氏に愛されて
「ぅゎ……!!」
小さい声で悲鳴を上げる。
さっきまで「大丈夫っしょ!」とか言ってた環菜と由奈の間にも、軽く緊張が走っている。
「凪桜、昼飯まだか?」
よっ、呼び捨て!?
「ぅえっ……あ、ハイ。まだ……です」
「なら良かった。ちょっと来い」
「へ!?わゎ……!!」
急に腕を掴まれる。
まだ開けてもない弁当をアクマに取り上げられ、引きずられるようにして席を立たされた。