これ、俺の。最強★不良彼氏に愛されて
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あれから、2人で教室に戻った。
なぜだか、また手を繋いで……
屋上で出された手をスルーしたらめっちゃ睨まれたんだ。
「え゛、何ですかっ?」
「……ふざけてんじゃねぇよ」
イライラした様子で乱暴に掴まれた手は、アクマの態度とは裏腹にとても優しく握られている。
でも普段手なんか繋ぐことないあたしには……
うぅ、またかよ……
恥ずかしさと緊張だけの時間を味わう事となった。