これ、俺の。最強★不良彼氏に愛されて
3st.
アクマの不可解な行動
「着いたぞ」
「………………………………………………
うぃ…………」
あれからどれくらいの時間がたったのか……
恐ろしいツーリングに付き合わされ、ようやく帰る気になったアクマに家まで送り届けてもらった。
ツーリング中はずっと叫んでいたし、道案内するために後ろから大声で喋っていたため、喉がガラガラだ。
「どうだ♪楽しかっただろう♪」
「…………」
どこをどう見たら楽しんだ顔に見えるのだろうか。
理解に苦しむよ。