神様になりました

魔法を唱えた瞬間、菜月が放った魔法よりも強い氷の舞が、菜月の方に向かっていった
そして、菜月の氷の舞を相殺し、菜月の直ぐ目の前に来た


殺られるかなと思ったけど、一歩手前のところで無理だった
「風木の結界‼︎」

風と木の結界で防がれてしまった
少し菜月を甘く見ていたようだね
流石は五代貴族ってやつか

「伊月の氷の舞は半端じゃないな。もう少しで殺られていた。だが、俺はこれでも五代貴族の次期当主だ、負ける訳にはいかない。

氷の剣、風の剣よ。我に力を貸し与えよ。
双剣…氷風の剣‼︎ここに現れん‼︎ 」

おぉ〜凄い、凄い
剣を出せるとは、中々やるな
「剣を出せたんだ。良かったよ、これで本当に楽しめる事ができる。もし魔法しか出来なかったらどうしようかと思っていたよ。
それに双剣なんて、レアじゃないか!
見直したよ。それじゃ僕も出そうかな」

それにしても色々あるから悩むな
氷と風だから炎や雷が良いんだろうけど、後々面倒な事が起こりそうだからな〜
まぁアレでいっか。1番使いやすいし

「光闇の剣」
「なっ、‼︎、それはっ!!!
い、伊月。何で、それ。お前が…。」
やっぱり驚いてる
それもそーだけど

「まぁ驚くのも無理ないか。だって今まで誰も、1度も、喚べなかった剣だもんね〜
魔力の消耗が激しく、闇と光の属性を両方持ってる人がいなかったから。いたとしても無理だろうけどね。
僕の場合は剣が気に入ってくれた、それに闇と光の属性を両方使えて、尚、その2つの属性が得意魔法だから、かな?」




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