神様になりました

それはどうも
「褒め言葉として受け取っておくよ。
それじゃ次は使い魔も召喚させて戦おうよ」
どうせやりたかったんてしょ?そう問うと菜月はニッと笑ってみせた

やっぱり、か。
「あぁ。良くわかったな。

____ヴリドラ____召喚____」

そう言って魔法陣から姿を現したのは暗黒龍のヴリドラだった
へぇ〜暗黒龍出したか。
レアな魔獣だけあって、身に纏ってるオーラが違うな。

「それじゃ僕も呼ぼうかな。

それじゃあ、アマラス〜?」
僕が呼んだのは太陽の女神と呼ばれている天照大神…通称アマラス
凄く優しくて冷静な子なんだ


「お呼びですか?優雨様」
「呼んだか?主。」
2体の魔獣は同時にそう言った

「敬語じゃなくても良いんだけどな〜
まーいっか。そこのヴリドラと戦ってくれる?宜しく頼むよ。」
「敬語を取る訳にはいけませんから。
分かりました、優雨様のご命令なら如何程の事でもします。」
ふわりと優しく微笑むアマラス
全く、律儀なんだよ
もう少し崩しても良いのにさ
「まぁ…宜しく」


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