神様になりました


ガラガラ~と扉を開く音がする

そしてそこから感じられるのは幾つもの視線
僕はその目線を無視して自分の席に座る

HRの時間まで残り約20弱
その間何をするか考えなくても決まってる

唯、唯、睡眠。

寝ている時は多少だが、視線を感じない
育った環境が最悪だから人の視線は人一倍感じる
まぁそのお陰と言ったら可笑しいが、人間観察が得意になったし、ある意味感謝かな。

って、そんな事はどうでもいいか
とりあえず寝よ

(アルム寝るから担任来る少し前に起こして、)
念言で起こすようにアルムに伝える
(分かった。)
アルムの返事を聞いて僕は意識を沈めた


< 160 / 261 >

この作品をシェア

pagetop