神様になりました
「伊月から聞いていたのか?
俺達が貴族だって事」
冷静な判断で言った菜月
「あっ、そうかもね!
伊月が少しでも私達の事を認めてくれたって事かな?」
とても嬉しそうに言う真嶋
真嶋の言った言葉に水を差すようにアルムは言う
「残念だが優雨からではない。
貴様等が五代貴族だという事は知っていた
誰が何処の跡取りかは分からなかったが、だが今、話してる様子を見て分かった。それだけだ
それともう時期担任が来る、怒られたくなけければ席に座ってろ。」
若干冷たい言い方ではあるが事実を告げたまでの事とアルムは思った
「そ、そっか…。
伊月の使い魔さんの言う通り、もうすぐHR時間たから戻ろ?」
やはり冷たく言われたのが堪えたのか戸惑い気味の真嶋
それを何とか隠し通そうと作り笑いで皆に戻ろうと伝える
他の子等も悲しそうな表情を浮かべながら、真嶋に同意し席に戻っていった
それを確認した後、アルムは優雨を起こし始めた