神様になりました



少しして、花瀬の声がまた聞こえた

「次で最後だ、。

我が命と引き換えに、"無"の力を呼び醒ませ…
無の劤(ゼロスボルス)

ゼロルボルスの字はこれな、、。」

そしてまた先程と同じ様に黒板に書き出す
それを書き記す生徒達

僕はまた空を眺める
空を眺めてると心が落ち着くと同時に何故か屋上に行きたくなる

何でなのか不思議だけど、、。

授業終わったら屋上行こう
今、丁度春だし暖かいだろうな
日向ぼっこ…みたいな?
ちょっとワクワク

「全員書いたな?これ、試験に出すから良く覚えとけ。
じゃあ今日の授業はこれで終わりだ。」

花瀬がそう言うと全員立ち上がり、クラスの委員長であろう生徒が号令をかける
この学校は学級委員長が号令をかけるらしいからね、
そして今日、初の授業が終わった

授業の終わりを知らせる鐘が鳴り、僕は足早に教室を去った

向かう場所は屋上。
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