神様になりました


溜息を零し、扉に手をかける
が、何故か扉は開かなかった

今時屋上を開放しているのは珍しいのか、扉は完全に閉まりきっている

僕は生憎そー言うので諦める程、良い性格をしていない
こんな時、神で良かったって思うよ
楽々と開けれるからね

「ロック"解除"」

無属性魔法の技を使って扉の鍵を解除する
そして扉を開けると青空が広がっていた

屋上は開放感があるから、教室で見た景色より何倍も綺麗に見えた

それに気温も高いから気持ち良く感じる
「本、持って来たけどこのままじゃ寝てしまいそうだよ。」
「寝るのなら我が起こす。」
「でも、アルムにずっと起きてて貰うのも悪いし…。一緒に寝よう!」

1人で寝なくて済むし、アルムならもし誰か来たら直ぐ教えてくれるから安心だしね

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