神様になりました


クラスメイト達は若干不服そうだったけど、空腹には勝てなかったのか教室に戻って行った

そして菜月達もまた、教室に戻った
心に痼を残したまま

「本当に馬鹿なのはどっちだろうね…。」

ボソッと呟く
本当、馬鹿みたいに震えてさ…、

「優雨……。」

アルムが心配して声を掛ける
何を言って良いのか分からないと思いながら、

他の使い魔達も心配して声を掛けようとするが、優雨の背中が余りにも小さく儚げに見え思わず口が篭る

「……、ごめん。
もう大丈夫だから‼︎」

出来るだけ明るく言う
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