神様になりました


それを4人に言うと全員快く承諾してくれた

「伊月君、人と距離を置いてるよね
だから私達が友達になって距離を縮めようよ」

「そうだね。友達は大勢いた方が楽しいですものね、絶対1人にさせないわ」

「愛香と萌の言う通りね、1人は寂しくて虚しいだけだものね。絶対仲良くなりましょう」

「そうだなっ!
俺だって伊月が1人なんて嫌だしな。絶対仲間にしよーぜ!そうだろ?カエハ」

「皆んなありがとな。って話してたら教室に着いたな、伊月を絶対に仲間にする」

「「そうだね(な)」」


伊月…仲間は掛け替えのないものだ
お前にもその気持ちを分かってもらいたい



だけど…俺たちはまだ分かっていなかった

何故、伊月が俺達を…人を…避けるのか

俺達は知らなさ過ぎた
伊月の過去を………

それに気付くのはまだ先の話





菜月カエハside終
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