神様になりました

優雨side


次は僕が1番期待している五代貴族の番だ
Sクラスの下の方でも上級を召喚している
彼奴等の魔力なら余裕で最上級、若しくは神級の魔獣を召喚出来るだろう

「次は〜夜野か、召喚やっていいぞ」

担任がそう言うと頷いて魔法陣の上に立った

「我の使い魔になりし者よ此処に現われよ」

すると、夜野の周りが光りだしその光に呑まれるかの様に消えた
数分待っていると魔法陣から夜野が戻って来た
神級上位のペガサスを連れて……

やっぱ五代貴族だけあるなー
ペガサスは綺麗な心を持ち悪のオーラが全く無い者にのみ姿を表すと言われている
悪人や悪のオーラがある者がペガサスを使い魔にし、非道卑劣な事をするのを防ぐ為だ

確かに夜野からは悪のオーラは見えない
それに悪より善のオーラが見える
だからペガサスも使い魔になる事を許可した

「夜野凄いな〜
ペガサスを使い魔にするとはな
流石五代貴族だけあるな」
「いえ、そんな事は無いです。
ルイナ皆さんに挨拶お願いします」
「はい。主。
我が名はルイナ。主、夜野愛香の使い魔です
宜しくお願いします」

Sクラスは殆ど神級の魔獣を見れるとは思わず口をポカーンと開けていた
そしてペガサスの挨拶に遅れて宜しく等と挨拶していた

「では主、私は戻りますね。また用があれば呼んで下さい。皆様も失礼します」

そして最後に僕の方に深いお辞儀をして自分の世界に去っていた
ペガサスが去った後は、皆んなは僕を凝視したが気にしない気にしない
どうせペガサスが何故僕にお辞儀をしたのか気になるんでしょ
理由は簡単だけどね、僕が神だから
< 54 / 261 >

この作品をシェア

pagetop