神様になりました

「また神級上位か、やっぱお前等すげーな。
次、佐和だ。頑張れよ」

「うぃっす。んじゃパパッとしますか
我の使い魔になりし者よ此処に現われよ」

佐和が呪文を唱えると木の葉が舞い
佐和はそのまま消えた
そして暫く待つとまたまた神級上位の緑龍を連れて戻って来た

緑龍の余りの大きさにSクラスの特に男子共はカッケーと叫んでいた
緑龍を見て叫びたい気持ちは理解出来るが五月蝿い、声がでかいよ…。
花瀬も僕と同じ気持ちだったのか
「お前等叫びたい気持ちは分からなくも無いが少し五月蝿いぞ、声のボリューム下げろな」
と軽く注意していた
花瀬の忠告に頷きはしたものの未だに小さくカッケーなやべーななどとはしゃいでいた

そして当の僕は緑龍に僕の正体を知っていてもお辞儀をするなと念言で伝えていたとこだ
どうせ残り2人も神級だろうし、一々挨拶されると最終的に酷く目立つ事になる
それは避けたいからね

「此奴は緑龍のリゼルだ宜しくしてやってなー
リゼル挨拶頼むな〜」
「承知した。我は緑龍を束ねし者
名をリゼルと言う。宜しく頼むぞ」

リゼルがそう言うと男子共は一斉に宜しくお願いしますと声を合わせて大声で言った
さっき花瀬が言ったこと忘れてやがるな
流石の僕も呆れるよ
五代貴族の奴等も苦笑いしてるし
何とか花瀬が男子達を宥め、緑龍は自分の世界に戻った