神様になりました


「そ、そうか。じゃあ続き話すぞ、
伊月は魔力防御具をネックレス、ブレスレット、そしてピアスの形にして使用している」
「ピアスまで気付かなかった」
「いつもは髪で隠れてるからな。そして菜月の言う通り20万以上魔力があるだろう。
それだけ防御具をしているなら、100万は軽く超えている筈だ。そして封じ込めていると言う言葉の意味は、防御具で抑制出来なかった魔力を自力で抑えている意味だ」

「へぇ〜良くわかりましたね、花瀬先生
流石理事長の次に強いだけある」
突然後ろから伊月の声が聞こえた
花瀬や五代貴族は驚いて後ろを振り向くと、使い魔になったであろう魔獣と伊月立っていた
しかもその連れ添っている魔獣が神級最上位のグリュプスであった

そのグリュプスは前に優雨に助けられたグリュプス族を束ねる長であるイースだ

「あらら結構気絶してますね。まぁ今皆さんが話してる事を聞かれるのは拙いのでそのままで良いですよね?」
「あ、あぁ。分かった、それにしても伊月お前何時からいたんだ?全く気配がしなかった
それにその魔獣はグリュプスだな、また偉いもん連れて来たな」
「結構前からとだけお伝えしときます。気配消してましたので気付かないのも無理無いです
はい、そうです。前に一度助けた時があってそのお礼に使い魔になると言われまして、、この子はイースです。イース挨拶頼む」
「はい。我が名はイース。グリュプスを束ねし者だ宜しく頼む」

始めて見るグリュプスに驚き、尚且つグリュプスの威厳とその凄まじいオーラに、畏れを感じた五代貴族は冷や汗をかいた

「イースそんなに堅苦しくしなくて良いよ。
これから少し込み入った話になるから、自分の世界に戻って良いよ。また今度呼ぶよ」
「分かりました。では失礼します」
そう言って魔法陣に消えていった





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