神様になりました

優雨side


今、僕は最後の使い魔召喚をする所だ
呪文を唱えて相手の世界に移動する
そして着いた場所は森だった
暫くして僕の目の前に一体の魔獣が現れた
それは前に助けたグリュプスのイースだった

「イースだったんだ!久しぶりだね。早速だけど僕の使い魔になってくれる?」
「お久しぶりです、優雨様。はい!勿論で御座います。では魔力少々貰います」
「分かった、イースが使い魔なってくれて嬉しいよ。ありがとう」
「此方こそ嬉しい限りです。契約が完了しました。では戻りましょうか」
「そうだね、普通に戻るのって面白く無いからさ、気配消して戻ろうよ」
「分かりました。では戻ります」

気配を消して戻ると、花瀬と五代貴族以外は予想通り気絶していた
そして花瀬達は何か会話しているようだった
聞き耳を立ててみると僕の話をしていた

「伊月は魔力防御具をしている」
「防御具で抑制出来なかった魔力を自力封じ込めている」
「魔力は100万以上あるはずだ」
花瀬は結構僕の事を知っているようだね
でも流石にこれ以上言われたら困るから止めようかな

「へぇ〜良くわかりましたね。理事長の次に強いだけありますね」
花瀬にそう言って会話を止めた
誰も僕が帰って来たなんて思って無くて急いで此方の方を振り向いた
そして僕がいる事に驚き、グリュプスを見てまた驚いた様子だった
そんなに驚かなくても良いのになと思いながらイースに挨拶をさせて自分の世界に帰らした





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