神様になりました
菜月side
フィールド内に入った瞬間凄まじい歓声が聞こえた
「うおっ!びくった〜
こんなに五月蝿いと真面に試合出来ねーよ」
十夜が言った言葉に俺達は頷いた
伊月だけは興味無さそうにボッーとしていた
そして俺達が入った後に暫くして2年S組が入ってきた
俺達程ではないが歓声は聞こえた
互いにフィールド上に上がった
「貴方達少し私達より歓声が多く聞こえたからって調子に乗るんじゃなくてよ。
魔力が全員6万を超えているですって、何かの間違いでしかないのよ!
たかが庶民のくせに生意気なのよ、だから今日恥を掻かせてあげるわ。逃げるなら今よ?」
2年S組トップが薄ら笑いを浮かべた
いきなり訳も分からない事を言われ戸惑ったが俺は皆んなを代表して挨拶を言おうとした
その時横から伊月出てきて先輩に言った
「別に調子に乗ってないですが、それに何処を見て調子に乗っていると?先輩は目が悪いのですか?それなら眼科に行って下さいね。後魔力が6万以上なんて少し努力すれば誰でも出ますよ。それと恥を掻かせてあげるでしたっけ?それは此方のセリフですよ。最後に…お前キーキーうるせぇよ猿は森に帰れ、では失礼します」
そう言って伊月は後ろの方に去った
いきなり現れてササっと言いたい事言って去った伊月に全員呆気にとられた
そして少し間が空いた後先輩達が真っ赤な顔をして2年トップが言った
「あ、貴方ねぇ‼︎庶民のくせに貴族に楯突いんじゃ無いわよ‼︎私達は貴方達を特に先程の方を絶対に許しませんわ!覚えてらっしゃい‼︎」
そう言って足早に去って行った