神様になりました

「すみません先輩、余り彼を怒らせないで下さい。止めるの疲れるので。グリュプスは確かに人に慣れない生き物です、なら僕が人間じゃないと言うなら納得しますか?」
そう言ってクスッと笑った

先輩は先程よりも一層困惑した様子だ
それに観客席の皆んなや、菜月達も驚いていた
「なら貴方は人間ではないと言うの!?人間で無いなら何というのよ!」

「冗談、ですよ〜。イースは数日程前、偶然会って困っていた様なので助けたんです。そして今日、使い魔召喚の時にまた会って、前のお礼だと言って特別に使い魔になってくれました。そうだよね?イース」
そう聞くとイースはそうだ、と言って翼を羽ばたかせた

「その話を信じろって言うの?
まだふざけた事を言うのね。もう良いわ!!どうであれ勝てば良いんですもの。リエナやるわよ!
"ブライストレイションバーニング"!!!!!!!! 」

「はい、主。貴方も可哀想な方ね。主の、あの技を受けて、倒れなかった者はいないの。私も容赦無く行くけど、もしかしたら気絶以上になるかもしれないけど悪く思わないでね?

我の盟約に…従い清らかな水よ、我に力を宿せ!
"スレイションバブル" 」

2人はそう言って火の最上級中位魔法と水の最上級中位魔法を放った
魔力、もう無いと思ってたけど最上級放つ程の魔力は残ってたんだ
でもそんなちっぽけな技じゃ僕には到底敵わない
ほんと面白いな。弱くて、
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