神様になりました
優雨side
「ほら、言ったじゃないですか。防げるって」
さっきまで余裕ぶっこいていた先輩の顔が見る見る内に、焦り出している
「あ、貴方。何で、無事なのよ⁉︎」
「先程も言った通り防いだからじゃないですか。それと残念ですが先輩との試合飽きました」
「飽きたって何よ!
試合放棄は認められないのよ。逃げる気⁉︎
それとも今になって負けを認めるのかしら?」
嫌味ったらしく言った先輩に違いますよ、と言ってまた続けた
「僕は逃げる気も負ける気も無いです。イースを召喚した時点で察して欲しかったです。
飽きるの意味分かりませんか?先輩との試合つまらないと言ってるんです。貴方は僕に勝てません、結構粘った方なのでそれなりに楽しかったですけどね」
ニッコリと笑った
そして徐々に魔力を解放していった
「あ、あぁ、いや。いやっ‼︎貴方…‼︎私に何をしたの⁈」
魔力に当てられて我々失いかけてる
それにガタガタ震えてる
体は正直ってとこか
「何もしてませんよ。僕、はね。大丈夫ですよ
直ぐに楽になりますなら」
そう言って先輩に向かって魔力を一瞬だけ開放し当てた
すると先輩は声を上げる前にバタンと倒れた