君と私 〜君がいたから〜




「うん。


…そうだよ。


あなたこそ、

"はしもとなみえ"


…だよね?」




やっぱり私に気付いていた。






声は少し小さい。


髪はロング。


目がぱっちりしてて大きい。


スッとした鼻立ち。


笑うと見えるえくぼ。


すごくおとなしそう。


本も読んでいたし、文学少女ってかんじ。




私の頭の中で、その印象全て足すと、「可愛い」という文字が出てきた。






私と正反対だ。







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