ずっと、君に恋していいですか?
それから近所のお好み焼き屋に行った。
薫が食事をしている間、志信はビールを飲み、その後薫をマンションまで送り届けた。
あのまま薫と抱き合って朝まで一緒にいたかったというのが本音だが、何も食べていない空腹の薫をそのままにしておくわけにもいかなかった。
薫はお好み焼きを食べながら、志信と電話で話した後、もう会ってくれなかったらどうしようと放心状態で、食べる事も忘れていたと言っていた。
志信は、いつも“食べないともたない”と言ってたくさん食べる薫が、自分との事で食べるのも忘れるほど悩んだり落ち込んだりするのだと思うと、少し嬉しかった。
年始には三ヶ日明けに連休が取れると薫が言ったので、志信もそれに合わせて実家から帰る事にした。
二人で初詣に行って、たまには志信の部屋でお酒を飲みながらゆっくりしようと約束した。
薫も、帰りが遅くなる年末から三ヶ日までは、実家から山寺SSに通う事にしようかな、と言っていた。
またしばらく会えないけれど、薫が会いに来てくれた事と“一緒にいたい”という言葉を聞けた事で、志信は少し不安が和らいだような気がした。
薫が食事をしている間、志信はビールを飲み、その後薫をマンションまで送り届けた。
あのまま薫と抱き合って朝まで一緒にいたかったというのが本音だが、何も食べていない空腹の薫をそのままにしておくわけにもいかなかった。
薫はお好み焼きを食べながら、志信と電話で話した後、もう会ってくれなかったらどうしようと放心状態で、食べる事も忘れていたと言っていた。
志信は、いつも“食べないともたない”と言ってたくさん食べる薫が、自分との事で食べるのも忘れるほど悩んだり落ち込んだりするのだと思うと、少し嬉しかった。
年始には三ヶ日明けに連休が取れると薫が言ったので、志信もそれに合わせて実家から帰る事にした。
二人で初詣に行って、たまには志信の部屋でお酒を飲みながらゆっくりしようと約束した。
薫も、帰りが遅くなる年末から三ヶ日までは、実家から山寺SSに通う事にしようかな、と言っていた。
またしばらく会えないけれど、薫が会いに来てくれた事と“一緒にいたい”という言葉を聞けた事で、志信は少し不安が和らいだような気がした。