ずっと、君に恋していいですか?
参道の出店で名物のみたらしだんごや甘酒を堪能した後、電車に乗って自宅の最寄り駅に戻った。
「スーパーで夕飯の材料でも買って帰ろうか。何食べたい?」
「そうだな…。おせち料理も飽きたし、カレーとか食べたいな。あ、でも薫の作った雑煮は食べてみたい。」
「じゃあ、今日の夕飯はカレーにして、明日の朝はお雑煮にしよう。」
二人で手を繋いでスーパーに向かって歩く。
「薫の手料理、久しぶりだ。」
「でもカレーだよ?誰でも同じようにできるんじゃない?」
「それでも薫の作ったのがいい。」
志信がそう言うと、薫は嬉しそうに笑った。
「それじゃあ美味しいの作らないとね。お正月だしビーフカレーにしようかな。ちょっと贅沢に大きいお肉入れよう。」
「いつもは何の肉入れるんだっけ?」
「実家は薄切りの牛肉入れるけど、私はだいたい鶏の胸肉使う。」
「オレの実家はなんだっけなぁ…。豚肉だったかな…。」
「その家庭によっていろいろだね。」
薫の手料理がいつか、自分にとっての“家庭の味”になればいいなと志信は思う。
(早く薫と結婚できるように、もっと仕事頑張ろう…。)
「スーパーで夕飯の材料でも買って帰ろうか。何食べたい?」
「そうだな…。おせち料理も飽きたし、カレーとか食べたいな。あ、でも薫の作った雑煮は食べてみたい。」
「じゃあ、今日の夕飯はカレーにして、明日の朝はお雑煮にしよう。」
二人で手を繋いでスーパーに向かって歩く。
「薫の手料理、久しぶりだ。」
「でもカレーだよ?誰でも同じようにできるんじゃない?」
「それでも薫の作ったのがいい。」
志信がそう言うと、薫は嬉しそうに笑った。
「それじゃあ美味しいの作らないとね。お正月だしビーフカレーにしようかな。ちょっと贅沢に大きいお肉入れよう。」
「いつもは何の肉入れるんだっけ?」
「実家は薄切りの牛肉入れるけど、私はだいたい鶏の胸肉使う。」
「オレの実家はなんだっけなぁ…。豚肉だったかな…。」
「その家庭によっていろいろだね。」
薫の手料理がいつか、自分にとっての“家庭の味”になればいいなと志信は思う。
(早く薫と結婚できるように、もっと仕事頑張ろう…。)