ずっと、君に恋していいですか?
薫の言葉を嬉しく思うものの、志信は薫が会社と仕事をどれ程好きなのか知っているので、すんなりそれに賛成はできなかった。
「でも…薫は仕事好きだろ?」
「会社辞めても好きな仕事はできるよ。ガソリンスタンドのバイトでもすればいいし。」
「うーん…でもなぁ…。」
「私は志信がいてくれるのが一番幸せ。もう離れたくない。」
薫はそう決めてスッキリしたのか、清々しい顔をしている。
(それはものすごーく嬉しいんだけど…。極端だな、薫は…。オレのために薫が会社辞めたなんて知られたら、オレが恨まれそうだ…。)
「あのさ。会社辞める覚悟があるんなら…とりあえず、転勤願い出してみれば?」
志信の提案に、薫はなるほどといった顔をしている。
「うーん…。それも一応考えとく。」
どんな時でも仕事が一番だった薫が、“志信と離れるくらいなら会社を辞める”と言ってくれた。
(オレ、やっと薫の一番になれたんだ…。)
志信は薫をギュッと抱きしめて嬉しそうに笑った。
「でも…薫は仕事好きだろ?」
「会社辞めても好きな仕事はできるよ。ガソリンスタンドのバイトでもすればいいし。」
「うーん…でもなぁ…。」
「私は志信がいてくれるのが一番幸せ。もう離れたくない。」
薫はそう決めてスッキリしたのか、清々しい顔をしている。
(それはものすごーく嬉しいんだけど…。極端だな、薫は…。オレのために薫が会社辞めたなんて知られたら、オレが恨まれそうだ…。)
「あのさ。会社辞める覚悟があるんなら…とりあえず、転勤願い出してみれば?」
志信の提案に、薫はなるほどといった顔をしている。
「うーん…。それも一応考えとく。」
どんな時でも仕事が一番だった薫が、“志信と離れるくらいなら会社を辞める”と言ってくれた。
(オレ、やっと薫の一番になれたんだ…。)
志信は薫をギュッと抱きしめて嬉しそうに笑った。