ずっと、君に恋していいですか?
顔を上げて微笑む薫の頬を指先でそっと撫でて志信も微笑む。
「かわいいな、薫。」
(このまま離したくないな…。)
志信はもう一度薫の唇にキスをして、その唇を首筋に這わせた。
「ちょっ…志信…。」
薫は慌てて志信の体を両手で押し返した。
「志信、ホントにどうしたの?今日まだ月曜日だよ?」
付き合い始めた頃にした“必ず避妊をする”、“休みの前日と休みの日以外はキス以上の事はしない”、“泊まるのは休みの前の日だけ”という約束は、付き合って5ヶ月ほどになる今も守っている。
どんな時でも薫は仕事が優先なんだなと思うと、志信は自分が仕事の次だと言われているような気がして切なくなった。
(オレはいつでも薫と一緒にいたいのに…こんなふうに思ってるの、オレだけなのかな…。)
志信は薫の体から手を離して薫に背を向けた。
「そうだよな…。ごめん、帰るよ。」
「志信…?」
「おやすみ。」
薫のおやすみの言葉も聞かずに、志信はドアを開けて足早に薫の部屋を後にした。
「かわいいな、薫。」
(このまま離したくないな…。)
志信はもう一度薫の唇にキスをして、その唇を首筋に這わせた。
「ちょっ…志信…。」
薫は慌てて志信の体を両手で押し返した。
「志信、ホントにどうしたの?今日まだ月曜日だよ?」
付き合い始めた頃にした“必ず避妊をする”、“休みの前日と休みの日以外はキス以上の事はしない”、“泊まるのは休みの前の日だけ”という約束は、付き合って5ヶ月ほどになる今も守っている。
どんな時でも薫は仕事が優先なんだなと思うと、志信は自分が仕事の次だと言われているような気がして切なくなった。
(オレはいつでも薫と一緒にいたいのに…こんなふうに思ってるの、オレだけなのかな…。)
志信は薫の体から手を離して薫に背を向けた。
「そうだよな…。ごめん、帰るよ。」
「志信…?」
「おやすみ。」
薫のおやすみの言葉も聞かずに、志信はドアを開けて足早に薫の部屋を後にした。