ずっと、君に恋していいですか?
「で、何を青木部長から聞いたの?」
志信はSS部の青木部長に尋ねたい事なんてあったかなと思いながら味噌汁をすする。
「チーフの事です。」
「え?わざわざ部長に聞いたの?」
「私もSS部に配属されてまだ2年ですからね。部署の難しい事は、部長に聞いた方が確かなんで。」
当たり前のようにありさが答えると、石田がおかしそうに笑った。
「だからって部長に聞くか…。」
ありさの彼氏である前川は、きっと慣れっこなのだろう。
時々ぶっ飛んでいるありさの言葉をものともせず、いたって平然と尋ねる。
「そんで、結局チーフって何?主任と同じなのか?」
「あのね、そもそも、チーフって役職はないらしいよ。」
「え?」
「カウンセラーは辞令が出た時点で主任なんだって。ちょっと特殊な仕事だから。SS部っていろいろややこしいの。」
「へぇ、そうなんだな。」
前川は納得しているようなそぶりを見せるが、他の者は頭の上にハテナを飛ばしながら首をかしげている。
「あの…戸部さん、もう少しわかりやすく順を追って説明してくれるかな…?」
「順を追ってですか?ちょっと長くなりますよ?その辺、はしょります?」
「いや…できれば、はしょらずお願いします…。」
志信はSS部の青木部長に尋ねたい事なんてあったかなと思いながら味噌汁をすする。
「チーフの事です。」
「え?わざわざ部長に聞いたの?」
「私もSS部に配属されてまだ2年ですからね。部署の難しい事は、部長に聞いた方が確かなんで。」
当たり前のようにありさが答えると、石田がおかしそうに笑った。
「だからって部長に聞くか…。」
ありさの彼氏である前川は、きっと慣れっこなのだろう。
時々ぶっ飛んでいるありさの言葉をものともせず、いたって平然と尋ねる。
「そんで、結局チーフって何?主任と同じなのか?」
「あのね、そもそも、チーフって役職はないらしいよ。」
「え?」
「カウンセラーは辞令が出た時点で主任なんだって。ちょっと特殊な仕事だから。SS部っていろいろややこしいの。」
「へぇ、そうなんだな。」
前川は納得しているようなそぶりを見せるが、他の者は頭の上にハテナを飛ばしながら首をかしげている。
「あの…戸部さん、もう少しわかりやすく順を追って説明してくれるかな…?」
「順を追ってですか?ちょっと長くなりますよ?その辺、はしょります?」
「いや…できれば、はしょらずお願いします…。」