ずっと、君に恋していいですか?
昼休みに薫からのメッセージを受け取った志信は、スマホを見ながら大きなため息をついた。
(今日は休みだったんじゃないのか?)
薫は高熱のため欠勤した社員の代わりに朝から仕事をしているという。
定時に上がる予定だとは言うが、予定はあくまでも予定だ。
薫が山寺SSに勤務し始めてから、定時の日も定時に上がれた試しがないのを、志信は知っている。
(薫…体、もつのか…?)
人の何倍も働き者の薫は、自分が疲れていても気付かない。
薫はいつになったら休めるのだろう?
今日は会えるのだろうか?
もう何日会っていないのだろう?
その日、薫が自宅に帰り就いたのは夜の7時半前だった。
家に着いたと志信にメッセージを送り、ベッドに体を投げ出した。
(ああ、ヤバイ…。このまま眠っちゃいそう…。)
薫は慌てて起き上がり、玄関の鍵を開けて、シャワーを浴びて来る、鍵を開けておくから中に入って待っててと志信にメッセージを送って、体を引きずるようにバスルームに向かった。
(今日は休みだったんじゃないのか?)
薫は高熱のため欠勤した社員の代わりに朝から仕事をしているという。
定時に上がる予定だとは言うが、予定はあくまでも予定だ。
薫が山寺SSに勤務し始めてから、定時の日も定時に上がれた試しがないのを、志信は知っている。
(薫…体、もつのか…?)
人の何倍も働き者の薫は、自分が疲れていても気付かない。
薫はいつになったら休めるのだろう?
今日は会えるのだろうか?
もう何日会っていないのだろう?
その日、薫が自宅に帰り就いたのは夜の7時半前だった。
家に着いたと志信にメッセージを送り、ベッドに体を投げ出した。
(ああ、ヤバイ…。このまま眠っちゃいそう…。)
薫は慌てて起き上がり、玄関の鍵を開けて、シャワーを浴びて来る、鍵を開けておくから中に入って待っててと志信にメッセージを送って、体を引きずるようにバスルームに向かった。