コラボ小説 【恋する3秒前…】
恋の香り
「でさでさ、昨日行ったわけ!」
「で、どうたったの?」
私は友達のミサに、昨日openしたケーキ屋さんに行った話をする。
前々から気になっていたお店だったので、学校終わりにすぐ行ってきたのだ。
「それがね!
もう、すっごく、美味しかったんだよ!」
「良かったねー」
「今度一緒に…」
行こう
と言おうとした時…
前から一人で歩いてくる男の人に目がいってしまった。
背が高くて、見る限り優しそうな感じで、モテますオーラがビンビン
瞬きする時の長いまつ毛が上がる時、その人との距離は1m
かっこいい…
すると、どこからか甘い香りがした…
振り返った時にはもう距離が離れていて…
間違いない。
絶対そうだよ!
気づいたら走ってその人を追いかけて、左手首を掴んでいた。
「私!
あなたに恋したみたいです!」
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