コラボ小説 【恋する3秒前…】
購買でパンを買って、教室に着くとさっそくミサがかっちゃんとミヤに話した。
かっちゃんとミヤは私たちの小学校からの仲。
簡単にいうと幼なじみ
『ハハッ!
マジで、アイツに話しかけたのかよ』
「ちょっと、かっちゃん笑わないでよ!」
『晴琉がねー…』
「ミヤまで」
それを見てミサはケラケラ笑う。
もう!
いつもいつも私を笑い者にしてー!
いじられキャラはもう懲り懲り…
特にかっちゃんは笑ってばっかで、完全に私をバカ扱い。
ミヤは冷静で優しい。
言っちゃえばミサと付き合っている。
「王子様なんて知らなかった」
『アイツより絶対俺の方がかっこいいし』
「どこが!?」
状態かわからないかっちゃんの言葉に突っ込みを入れる。
でも、その王子様はいったい何年生なのかな?
年上は確かだ。
けど、全然相手を知らない…
アレは果たして恋と言うのだろうか?
あー…今すぐ時を巻き戻したい。