流れ星スペシャル
そうして、わたしは――
アルバイトのユースケくんからハンディの使い方をレクチャーされると、ホールでやる仕事は、なんとかこなせるようになった。
何度もドリンクを運ぶうちに、テーブルナンバーも覚えたし、お客様を案内したり、お料理を運んだり、注文を取ったり。
うるるんとの連携もバッチリで。
「アズちゃんが来てくれて、ほんまよかったぁ!」
可愛い笑顔にうれしくなる。
時間はまだ夜の9時を過ぎたところで、流れ星はこれからまだまだ忙しくなるらしい。