姫ゆらぎマシーン

雪なわ

ラオスでは日に３人の小人が身を投げると聞きます都会では自殺する若者が増えていると聞きます小説家が飴を舐めている間にも、産婦人科がひざまずいている間にも。神さまは何処にいても結局は荷馬車に乗せられ売られてゆきます。まるでチケットのように。下取りに出されたチケットのように。
輪切りにされた親カメレオンの肌のグラデーションのような空の下で曖昧に出来そうなものを全部そうしながら就寝というゴールまで逃げ切るのです