アイミー☆
始まり

龍一は東京に戻り、早々に田中社長に連絡した


「あっ、もしもし、田中社長ですか?松野ですが…」
「お~松野くん」
「社長この間件ですが…お変わり無いですか?」
「お~お~、勿論勿論、でっ、どうだね!?」
「はぃ、お引き受け致します」
「お~、そうかね。やってくれるかね、いゃ~ありがとう、ありがとう♪」
「いぇいぇ、こちらこそ、ですが、あの子に社長が求める演技が出来るか!?どうか!?」
「良いんだよ、あの子は何もしなくても」
「はぁっ????」
「居てくれるだけで」
「はぁ~…」
「とにかく、松野くんありがとう♪」
「はぃ、いぇいぇ、とんでもない」
「さっそく会社に戻って会議するとしよう」
「決まり次第連絡するよ松野くん」
「あっ、はぃ、宜しくお願いします」


田中社長の愛美への惚れ込み様がこれ程とは龍一も驚いた


正直そんなに大手では無い龍一のプロダクション、そんなに楽では無かった…



戸惑いながらも、龍一の心は踊った♪




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