ウサギとカメの物語
あとがき
ウサギとカメの物語
無事に完結致しました〜!
最後まで読んでくださった読者の皆様、本当に本当にありがとうございました!
楽しんでいただけたかちょっと不安なんですけど…。
私自身は今まで書いた小説の中でも一番楽しく書いていたのですが、読んでくださった方の目にはどう写っていたのか不安です。笑
オフィスラブもの、ひとつくらい書いてみたいなぁって思っていたのがキッカケです。
それで、参考までにと思っていくつか同じテーマのものを読ませていただいたのですが……。
全部お相手がイケメンだったんです!
ガーン!笑
そんなにかっこよくもない相手と恋愛する話にしようと思ったのは、言うまでもなく。
ついでに言うなら、役職についているわけでもなく、ズバ抜けて目立って仕事をするタイプでもない人にしようと思って作り上げたのがカメこと須和柊平です。
ちょっと曲者っぽくしたくて、そんな仕上がりに……。
主人公の梢は、読んでいただいたなら分かるかと思いますが、あの通りの性格なので。笑
書いていてこっちが気持ちよくなるくらい、色んなことにツッコんでくれて楽しかったです。
本当はもっと長く2人のことを書いてみたかったですが、そうなると私の悪いクセでダラダラ書いてしまいそうなので、キリのいいところで終了致しました。
いつか2人のその後を書けたらいいなぁ〜、なんて。
たぶん実際の社内恋愛って、この2人みたいな感じだと思うんですよね……。
なかなか課長とか社長とかとは恋に落ちれない気がして。笑
梢と須和みたいな普通の恋愛でも、楽しさを感じていただけたならそれが私の最大の希望です。
あ、ちなみに学生時代に運送会社で事務のバイトをしていたので、それでそのまま舞台にしてみたのですが……。
秘書課、実際にあったんですよー。
3人くらいしかいなかったみたいですし、私みたいなバイトが秘書室なんて拝見することはありませんでしたが。
そんなことを思い出すきっかけにもなったので、懐かしかったりして。
あとがき、長くなってしまいましたが、読者の皆様の心が少しでもあったかくなりますように……。
願いを込めて。
柴本 奏